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BVCM-MIF-02
自販機用のビルバリデータ、コインメック(JVMA方式)をPCやワンボードマイコンなどに接続できます。 
PC(マイコン)との接続はUSBあるいはシリアルインターフェースが利用できます。
特長
■ シリアル接続、USB接続(疑似COMポートとして認識)によりOSを問わず利用可能

■ ビルバリ、コインメックとの通信でタイミング要求の厳しい部分はファームウェアが自動処理

■ Windows OS を利用の場合は専用DLLを使用することにより、より簡単に利用が可能

■ PCを利用して簡単に自販機システムを構築できます

■ 各社のビルバリデータ、コインメックが接続可能(一般的なJVMA方式のものであれば機種を選びません)

■ 電子マネー端末も接続出来ます(コンラックス社 SX-10、サンデン社 CRW-MJA など)

システム概要

 自販機システムを構築しようとしたときに必ず必要となってくるのがビルバリデータ(紙幣識別機)やコインメカニズム などの現金収受装置です。

 BVCM-MIF-02はこれらの現金収受装置をPCから簡単に操作することが出来るように開発されました。タイミング的に厳しい 部分は内蔵ファームウェアが自動的に処理するため、ユーザは簡単にビルバリデータやコインメック を操作することができます。
 
 試作機あるいは小ロットの自販機システムを構築しようとした場合、PCを使用したほうが開発効率が良い場合が多々あ ります。特にWindows OS向けには専用DLLを用意していますので、ユーザーは高級言語から専用APIを呼び出して、通信を意識することなくビルバリデータやコインメックが操作できます。

 本機の特徴として、ビルバリやコインメックのコマンドを透過的に送受信可能とするプロトコルを採用しているため、機種を問わず全てのコマンドを送受信できます。その為、JVMA互換ハードウェアを持った機器であれば全ての機種を接続してソフトウェア制御が可能です。
 
ハードウェア構成
基板サイズ 60mm x 90mm
電源 外部電源 (ビルバリ、コインメック用電源 24V,8V)
USBポート USB B-Type コネクタ
COMポート D-Sub 9ピン メス
ビルバリ、コインメックインターフェース 8ピンコネクタ x 2
JVMA直列伝送方式(コマンド反転2連送)
対応システム
対応機器

・COMポートを使用可能な全てのPCあるいはワンボードマイコン

・USB2.0/3.0を搭載したPCあるいはワンボードマイコン

対応OS

・USBを使用する場合、VCP(仮想COMポート)をサポートするOS

・COMポートを使用する場合、COMポート制御可能であればOSに依存せず、全てのOSあるいはOSレスで使用可能

・Windows DLL: Windows 2K, XP, Vista, 7, 8, 10 各32bit, 64bit

キット内容

  ・BVCM-MIF-02 基板
  ・USBケーブル
  ・取扱説明書

資料

 ▽ 取扱説明書
▽ APIリファレンス
シリアル通信プロトコル
 ▽ シリアル通信例
 ▽ デバイスドライバ
Windows DLL(Rev.1.10)
サンプルプログラム (VB.net)

製品問い合わせ

  ▽ 問い合わせフォーム